学校長挨拶
令和7年4月、川島小学校と辰野西小学校が1つになって、「新生辰野西小学校」として新たなスタートを切りました。川島の子どもたち、保護者・地域の皆様の気持ちや思いに寄り添い、念頭に置いて教育活動を進めていきたいと考えています。「新生辰野西小学校」となりましたので、学校のグランドデザインも、両校の良さや思いを取り入れ、新しくなりました。
まず、学校教育目標が、◇よく見 よく聞き つとめる(感謝)、◇手をつなぎ 体をきたえる(信頼)、◇ずくを出して やりぬく(希望) から、◇自分で考え進む(自主)、◇自分も他者も思いやる(尊重)、◇人とつながり共に進む(協働)、◇たくましい心で挑戦する(創造)と、大きく変わりました。
目指す学校像は、これまで同様、「誰もが認められる楽しい学校」です。一人ひとりみんな違う、それぞれ特長をもった子どもたちが尊重され、否定されず、居場所があり、どの子も学校へ行くのが楽しいと思える学校を目指します。
そんな、「新生辰野西小学校」として、育てたい子ども像は、「ふるさと『たつの』で学ぶ」、「追究する子」「思いやる子」「つながる子」「健康でたくましい子」です。そのために、「授業づくり」「人間関係づくり」「体力づくり」の3つの柱を大切に、充実させていきたいと考えています。
「授業づくり」では、「先生の指示や説明を静かに聞いてやり方を教わり、正解を導き出す」授業から、児童自ら「問い」をもち、様々な方法で情報を集めたり、友だちや教師と意見交換したりしながら、「問い」を解決していく授業への転換を、引き続き目指していきます。
また、「人間関係づくり」にも関わって、「せせらぎの時間」(総合的な学習の時間)では、子どもの意識を大切に、思い切った学び、川島区まで広がったふるさと「たつの」を意識した学びの展開を大切にしたいと考えています。
「体力づくり」では、運動の日常化を呼びかけたり、安全に配慮しながら、校庭やせせらぎ広場、西小ランドなどでの外遊びを勧めたりしながら、子どもたちの体力づくりを推進していきたいと思います。
以上のようなことを大切にし、一人ひとりの子どもが主体的に活動し、人とのつながりの中で自他を尊重しつつ、様々なことに挑戦できるような学校を目指してまいります。
1年間、どうぞよろしくお願いいたします。