校章と校歌

辰野南小学校 校章

 

昭和53年4月の開校した辰野南小学校の校章は、初代校長宇治重文先生と、教育委員会が相談し、同年6月より同月締め切りで、学区民をはじめ町民に呼びかけ募集された。一般より84点、児童より17点の応募があり、教育委員、学校職員で15点に絞った.その後、羽場出身の松井緑、熊谷茂雄先生も来校いただき、現在の校章に選定された。

 

○入選者 北大出田屋小路 林 且弘さん

辰野町章に、南小ノミナミの字を羽ばたかせ、飛躍する意を表現し図案化   した。漢字の「辰」にひらがなの「の」をもって表し、「の」を描く輪は、平和進展と大同団結を象徴する町章と同意を表している。

 

辰野南小学校 校歌

○昭和53年3月1日に開校式を行ったが、校歌がなく辰野町歌を歌い式典とした。第1回の卒業生にはなんとしても校歌を歌って卒業させたいとのことで、は松井芒人先生に作詞を、松井先生と親交のあった平井康三郎先生に作曲をお願いした。ところが松井先生が体調を崩され、その後病床に伏されたため羽場の田代大二先生にお願いすることとなった。

○わずか一ヶ月の内に作詞してほしいとお願いされた田代先生は、初冬の校庭にたち、西駒や初雪に輝く仙丈ヶ岳を見、「知新学校」のことも思い、四囲の景観とその学校の歴史を歌い込めた。

○平成29年創立40周年の年に、田代先生のご子息正志氏により、田代先生直筆の校歌の額を寄贈していただく。