学校長挨拶

 4月より辰野町立辰野南小学校の校長を務めさせていただくことになりました。辰野に生まれ育った私は、子どものころからこの羽北地区に地域全体のエネルギーを感じてきました。そのような学校にご縁をいただけたことは幸せなことです。

 本校では、これまで大勢の「地域ボランティア」の皆様に支えられ、学校の教育活動が進められていることを知りました。学校・家庭・地域が力を合わせ、力強い地域住民や保護者のご協力をいただき、子どもたちの豊かな成長を支える、「地域と共にある学校」だと日々実感しています。

 そんなふうにいろいろな大人と「信頼」で結ばれ、子ども達の姿はのびのびと生活しているように感じられ、ありがたく思います。人は「信頼されている」「支えられている」という人との関係の上で、様々なことに挑戦することができます。それが、これからの未来を生きる子どもたちが自分の道を切り拓いていく力につながると考えております。

 「みんなちがって みんないい」(金子みすゞさん)という言葉を大切にしながら、子どもをしっかり観ていきたいと思います。

 

  令和7年4月

辰野南小学校長  宮原 俊一