学校基本方針
1 学校教育目標
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2 学校や子どもたちの実態と地域の願い
(1)学校の実態
<学校としての強み・プラスの面>
・縦割り活動や自然に親しむ活動が盛んで、学年関係なく関わる雰囲気がある。
・地域は学校や伝統を大切にする気風があり、学校の活動に協力的。
・自然環境に恵まれており、学習素材・地域素材がたくさんある。
・互いの名前が分かる児童が多く、上の学年が下の学年の面倒を見る事が出来る。
・素直で、決められたこと、任されたことをきちんとやり遂げることができる。
・地域の学校支援ボランティア活動が盛んで積極的に学校を支えてくれている。
・練習したことは堂々と表現することができる。(歌、学習発表等)
<子どもたちの課題・これから伸ばしていきたい点>
・小さなコミュニティの中で育ってきたせいか、気持ちが内向きになりがちである。
・小さいころから集団に変化がなく、人間関係が固定されている。
・自分の考えをしっかりと伝えたり受けとめたりする力に課題がある。
・単級のためか、切磋琢磨しながら練り上げていく場が作りづらい。
(2)地域・保護者の願い・・・令和5年度の学校評価アンケートより
・学校内でも学校外でも気持ちの良い挨拶ができる子ども。
・学年を越えて、上の学年、下の学年、誰とでも仲良くできる子ども。(助け合う子ども)
・少人数であることを生かし、個々の個性を伸ばし認められる子ども。
・友達を大切にできる子ども。他人を思いやれる子ども。
・自然と触れ合いながら、進んで地域行事や学校行事に参加する子ども。
3 本年度の経営方針
(1)学校経営の基本
○どの子にも居場所があり、だれもが安心してくらせる学校
〇情報共有を図りつつ、和やかな雰囲気の中、共に高めあう教師集団
「何かあったら、すぐに相談しよう。」
○地域の素材や環境を生かした、体験を重視する学びの時間の創設
○保護者、地域との対話を大切にし、保護者・地域から信頼される開かれた学校
(2)教育目標達成のための本年度の重点
A 【学びを通してうけとめる】
学習内容、学びの中から生み出される多様な考えや発想。時には自分の意見と相反するものも、その立場をまずは「うけとめる」力を育みたい。また、学習課題も、「自分ならこう思う」で解決されるものだけでとどめるのではなく、「〇〇の立場で考えると□□だと思う。」という思考が導かれるものも意図的に仕組んでいきたい。
B 【体験を通してうけとめる】
五感を通して、今まで気づかなかった自分や、他者、その対象(事物)について、「うけとめる」